ペイフォワード

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『ペイ・フォワード』可能性の王国
原題『Pay it Forward』

 

「人から何かを頂くと、お返しに困る」そういった悩みをお持ちの方多いですよね。

私もかつてはそうでした。

季節のあいさつや慶弔の贈り物は、古くからの日本の文化として受け入れて、

慣習に従うのが常ですが、

それ以外の贈り物を頂いた場合、

贈りものの価値をはかり、お返しする品物に迷い、

お返しの時期を逃すまいとタイミングをはかり、言葉を選び・・・。

 

もう少し高価な方がいい?

いやかえって気を使わせるかも?

 

これでよかったんだろうか?

 

喜んでもらえただろうか?

相手の顔色をうかがい・・・・・。

 

なんだか疲れ果ててしまい、何かを頂くことに、なんとなく恐怖すら覚える・・・・。

 

これでは贈った方の好意が無駄になりますよね。

 

お返しも、焦って何かを取り繕うように用意するより、

相手が本当に喜びそうなものに出合えた時に、

こころをこめて贈る。

それが理想だということには重々気づいていたのですが、

なかなか実行できずにいました。

 

「嫌われることを恐れない。」

ある時、そう決心したことと、

「ペイフォワード」

この映画ですっかり吹っ切れました。

 

見返りなんて気にせず、自分のやり方で、

その瞬間、そこにいる人に、

最適な方法で、

親切にする、

助ける、

愛を送る。

 

いろいろな表現があるでしょうが、その行いができると、

自分の心がとても快適になります。

かえって自分のほうが勇気をもらった気分、

楽しいような、浮き立つような気持ちになれることもあれば、

優しい穏やかな気持ち、

満ち足りた、なんだかちょっと泣きたいような、

そんな感じがするときもあるかもしれない。

 

自分がだれで、そこにいる人がどこの誰かなんて関係ない。

地球上で、たまたまそこに居合わせたその偶然、

そのチャンスを捉え、

自分の意志で、自分で動かすという、

単なる自己満足の範疇を超えた、

自己表現というのか、

小さな自己実現というのか・・・。

 

受けた善意をペイバックするだけではなく、ペイフォワードしてみませんか。

 

 

”あらすじ

ラスベガスに住むアルコール依存症の母と、家を出て行った家庭内暴力を振るう父との間に生まれた、少年トレバー。

中学1年生(アメリカでは7年生)になったばかりの彼は、社会科の最初の授業で、担当のシモネット先生と出会う。先生は「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をする?」という課題を生徒たちに与える。生徒達のほとんどは、いかにも子供らしいアイディアしか提案できなかったが、トレバーは違った。彼の提案した考えは、「ペイ・フォワード」。自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に渡すというものだ。

トレバーはこれを実践するため、“渡す”相手を探す。仕事に就かない薬物中毒の男、シモネット先生、いじめられている同級生…。 いろいろと試みるものの、なかなかうまくいかず、「ペイ・フォワードは失敗だったのではないか」とトレバーは思い始める。しかし、トレバーの気づかないところで、このバトンは次々に受け渡されていた。

作品誕生のきっかけ

原作者キャサリン・ライアン・ハイドは「ペイ・フォワード」誕生についてこう語っている。 治安の悪い町で車がエンストしてしまったハイドは、車に近付いてくる男2人に恐怖心を抱く。しかし男はエンストしてしまったハイドの車を快く修理してくれたのだった。そこから、この“善意を他人へ回す”という思考が誕生した。”

 

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