会社概要

PROFILE

今村 友子 | Tomoko Imamura

  • 日本女子大 大学院 児童心理修士号取得
  • 日本女子大 リカレント教育課程 修了
  • 日本女子大 大学院 人間発達学専攻 博士課程在籍中
  • 西尾和美氏(アダルトチルドレン・機能不全家族の著書多数)に師事(2005年~2008年)
  • Mitchell Kossak博士(Lesley大学 国際表現アートセラピー学会元理事 トラウマケア)に師事

2008年 アートセラピストに転向

2008年に、語彙の少ないお子さんや自身の思いを言語化していくことが苦手なクライエントとの言葉によるカウンセリングに限界を感じ、アートセラピストに転向しました。
心療内科クリニックにて、夫婦・親子関係、子どもの問題行動に悩む家族との、絵を媒体としたカウンセリング、緩和ケア病棟にてファミリーセラピー、老人福祉施設にて残存能力を高めるアートワークショップ、気功(呼吸法)太極拳講座も開催してきました。
2014年に起業し、企業や大学にてアートワークショップを提供するようになりました。
現在までに、およそ300家族、1.500名、65社に関わっています。

資格

  • アートセラピスト
  •   保育士
  • アートナビゲーター
  • メンタルヘルスマネジメント

所属学会

  • 日本芸術療法学会
  • 日本カウンセリング学会
  • 日本描画テスト・描画療法学会
  • 国際表現アートセラピー学会

VISION

『快適に働く人が増えれば日本はきっともっと良くなる』

心療内科クリニックでの活動中、鬱になり休職を余儀なくされた方々に出会いました。彼らの多くは責任感や正義感が強く、誠実で努力家でした。しかし、生育過程で規範意識の強い親から「男は強くあるべき」といった言葉を日常的に聞かされ、社会の求める理想的な父親像や、会社から求められる理想的な社員像に縛られ、エネルギーが枯渇していました。彼らは、「職場に馴染めない」「仕事にやりがいを感じられない」「やらされている感がある」「認めてもらえていない」「受け入れてもらえていない」「問題意識を言葉に出来ない」などの不満を抱えていました。

同様に、企業の役員の方々には、「思いが伝わらない」「部下との距離を感じる」「何を考えているのかわからない」「やる気が感じられない」「アイデアに乏しい」「会議で意見を言わない」等の部下に対する不満がありました。双方の不満を解消するには、組織における心理的な壁を取り除くこと、つまり心理的安全性の構築が必要だと考え、チームビルディングやメンタルヘルスのためのワークショップを企画し、2013年から提供を始めました。

現在、心の悩みが低年齢化していることも問題になっています。子どもの悩みの背景には、複雑に絡まった家族問題が存在するケースも多く見られます。両親の仲が良く、何でも話せる家庭では、お子さんの抱える心配事が少ないと報告されています。ご両親の職場環境が整うと、笑顔も増えます。ご両親が笑顔で子どもに接し、子どもに寄り添うことで、子どもの抱える心配事や悩みはいつしか悩みでなくなっていきます。

ARTCALMが企業ワークショップに注力している理由は、快適に働く人が増えれば、家族の幸せにつながり、日本はきっともっと良くなるとの思いからです。

快適な職場環境に向けたARTCALMの取り組み

ARTCALMは、一人ひとりが自分らしく生きることができるような心地よい職場を実現することを目指し、企業や個人に対して、メンタルヘルスの啓発やチームビルディングのワークショップを提供しています。
現代社会において、ストレスや孤独、不安、うつ病などの心の問題が増加しており、その原因には、職場における過剰な負荷やストレスが挙げられます。
職場で働く人々が心身ともに健康であることが、個人の幸福と企業の繁栄にとって必要不可欠だと考え、メンタルヘルスの啓発やチームビルディングのワークショップを通じて、心地よい職場環境の実現を目指しています。
また、『Beyondアート思考』ワークショップを通じて、職場における心理的安全性を構築し、個人の成長やチームのパフォーマンス向上、イノベーションの創出をサポートしています。

企業で働く人のメンタルヘルス

当ワークショップでは、自己理解と他者理解を通して、各自が成長を遂げられる場を提供いたします。日常的な会話では気づけなかったお互いの深い思いや考えに気付けることで、コミュニケーション不足の改善や相互理解が促進されます。また、こうした場は、メンバーの心の健康を維持するための気軽に相談できる場として機能します。定期的なメンタルケアを通じて、組織の心理状態を把握し、個人カルテを作成し、改善の可視化を図ることで、不調の重症化を未然に防止することができます。また、うつの早期発見・予防・対応やハラスメント対応にも有効です。

生きづらさからの解放

多くの人がストレスを抱えている現代社会、ストレスの原因の1位が「職場の人間関係」で、その割合が40%であると報告されていいます。人間関係に悩みを抱える多くの人が生きづらさを感じており、それには自己肯定感が深く起因していると言われています。
自己肯定感が低い場合、自分の能力や価値に対する自信が欠如し、自分自身を過小評価してしまうことがあります。
ワークショップを通して、自分自身の強みや長所を再発見し、自分自身に対する肯定的な見方を身につけていくことで生きづらさからの解放を目指します。
多様性を認めながら、自己肯定感を高めていくワークショップを通して、他人とのコミュニケーションにおいても、より積極的かつ建設的なアプローチを取ることができます。

自己肯定感を高める

自己肯定感とは、自分を受け入れ、認め、尊重することができる心の状態を指します。
他人と比較することによって自分の価値を判断するのではなく、自分自身に対して好意的な感覚を持ち、自己評価が高まることが特徴です。
自己肯定感が高まると、以下のような効果が期待できます。

1.幸福感を得る
自分自身に対して好意的な感覚を持ち、自己評価が高まることで、自己肯定感が高まり、幸福感を感じることができるようになります。

2.他人と自分を比較することがなくなる
他人との比較によって自分を評価することがなくなり、自分自身に対して肯定的な感情を持つことができるようになります。これによって、自分自身に向き合うことができ、自分自身の価値を見出すことができるようになります。

3.自己効力感が高まる
自己効力感とは、自分自身が目標を達成できるという自信のことを指します。
自己肯定感が高まると、自分自身に対する自信が増し、自分自身が目標を達成できるという自信を持つことができるようになります。

4.理性的に物事を考えられるようになる
自己肯定感が高まることで、自分自身に対する信頼が増し、自分自身を客観的に見ることができるようになります。
これによって、冷静な判断力を持ち、理性的に物事を考えることができるようになります。
自己肯定感は、自分自身に対する好意的な感情を持ち、自己評価が高まることで様々な効果が期待できる心の状態です。

トラウマからの解放

新しいことにチャレンジしたいのに、なぜか行動に移せない、新しい目標を立てたのに思うように実行できないという人は多いかもしれません。
ワークショップでは、Critical thinking(自分が普段無意識にとっている行動や考え方を意識化し、客観的かつ分析的に振り返る)を促し、幼い頃に潜在意識に抑圧された感情を見つめ直すことをしています。
参加者は無意識下に抑圧してきたものを探求し、前に進む際のブレーキ要因を取り除くことができます。潜在意識からの変容は、リバウンドしないと好評を得ています。
また、自分自身と向き合い、自己開示を行い、自己評価を高めることができます。
これは、自己成長や目標達成に必要なスキルを身につける上で、非常に重要なことです。
新たな目標を設定し、実現するために必要なスキルやリソースを身につけることができるため、多くの人々にとって有益であると言えます。

非認知能力を高める

非認知能力は、学力テストなどでは数値化されない能力であり、人間が持つ重要な能力の一つです。
具体的には、自尊心、自己肯定感、自立心、自制心、自信などの「自分に関する力」、協調性、共感する力、思いやり、社交性、道徳性などの「人と関わる力」を指します。これらの能力は、学校や職場、社会で成功するために必要な力とされています。
自尊心や自己肯定感は、自己評価や自己肯定を育む能力であり、自分の能力に自信を持ち、自分自身を愛し、自分に対する信頼感を育むことができます。

自立心や自制心は、自分自身をコントロールする能力であり、自分の欲求や感情をコントロールし、自分で問題を解決することができます。自信は、自分自身に対する信頼感を育む能力であり、自分の能力に自信を持つことができます。
また、協調性や共感する力、思いやり、社交性、道徳性は、人と関わるための能力であり、人との良好な関係を築くことができます。
これらの能力は、職場や社会での成功に必要な要素であり、人間関係の構築やコミュニケーション能力を高めることができます。
教育現場や企業においても、非認知能力を育成することが求められています。教育現場では、学習指導要領において「心の教育」が重視されるようになり、企業においても、社員のメンタルヘルスやコミュニケーション能力の向上が求められるようになっています。
非認知能力を育成することで、人としての力を高め、自分自身や周りの人々との関係性を良好に保つことができます。

高齢者の社会性と残存能力を高める

個性を尊重することで、高齢者の方々が楽しく、健康的に過ごせるよう、様々な取り組みを提供しています。
高齢者の社会性と残存能力を高めるためには、アートワークショップが有効です。一般的な高齢者福祉施設での画一的なプログラムでは、楽しくないという不満が寄せられることがありますが、ARTCALMでは、高齢者の方々が新しいことに挑戦し、創造性を発揮する機会を提供します。羊毛、ビーズ、羽、粘土、貝殻、木の実、落ち葉、ドライフラワー等、手触りの異なる様々な素材を使って、手触りを感じながらオリジナルの作品制作を行なっていきます。手先や指先の動作を通じて、脳との関係を深め、認知症の予防や残存能力の向上にも繋がっています。また、作品にはそれぞれの個性が反映されるため、他の人の制作過程に興味を持つなど、社会性が維持できます。介護士やご家族からも、参加者の健康状態や社会性の向上に驚きの声が寄せられています。
その他にも、介護状態に進ませないためのフレイル予防として、どなたでも無理なく取り組める気功(呼吸法)と太極拳も提供しています。

アクセス

住所

〒277-0814
千葉県柏市正連寺394-3 中央133-1
KOIL FACTORY PRO

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