自分を責めずにはいられない人

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自分を責めずにはいられない人

片田 珠美

 

”仕事や家事、育児などで失敗をして、周囲に迷惑をかけていると思った時。なかなか恋愛の相手が見つからない時。長年連れ添った家族との関係にひびが入った時。練習したのに、スポーツや楽器で結果を出すことができなかった時。そうした時に、一時的に「自分はダメだ」と思ってしまうのは誰にでもあることだ。だが、そうした失敗や困難を後々まで引きずって、自分を責めずにはいられなくなると問題である。一方で、他人のせいで「自分が悪いのだ」と思い込んでいる人もいる。あなたが罪悪感を持っているのは、親の教育の影響かもしれないし、周囲の誰かが巧妙に罪悪感を投げつけているのかもしれない。なかには「道徳的マゾヒズム」といって、いつも一定量の苦悩を持っていないと気がすまない人もいる。こうした罪悪感の深層が明らかになれば、人生が楽になるはずだ。そのためのヒントを、精神科医が自らの体験を踏まえて語る。”

『自分を責め続ける』

その背景には、完璧主義な考えや自分自身を過大評価していること、

他人の期待に応えたい、いい人でいたい、という無意識の願望が根底にあるんだなあ・・・。

自分の責任範囲が明確になっていないと一人で余計な罪悪感を背負っている場合もあるということ、

つまり、自分の責任範囲を明らかにせずにいると、自分を攻め続けるループにハマることもあると感じました。

まずは自分の心の声を大事にして、罪悪感に向かい合い、自分が今できる建設的な方法を考えることが大切!

 

 

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