レスリー大の教育者でもあり、表現療法博士でもある彼のワークショップが始まって15分もすると、
彼から目が離せなくなっている自分がいました。
「目を閉じて、鼻から息を吸って、ゆっくり鼻から気を吐いて・・・」
そんな指示の間もじっと彼の表情を見つめてしまいます。
参加者がどのような課題を抱えていようとも、
どんな大きな悲しみや深い海の底でもがくような苦しみを心の中に抱えていようとも、
さらにそれより深いところで、すべてを受け止めてくれていると信じることができる・・・
そんな揺るぎない安定した包容力、必ず開放してくれるという安心感。
参加者が40人だろうと50人だろうと、全ての人をひっぱっていけるコントロール能力。
作品創作中、ずっとキーボードで弾いてくれた癒やされるメロディ、
ダンスセラピーが始まったら、夢中に太鼓を叩く様はまるで少年のよう。
それにつられてダイナミックに踊る発表者、
聴衆は彼の太鼓の音色に感化されて心のままに楽器を演奏する。
まさに一期一会の素晴らしく開放的なセラピーでした。
彼のワークショップに参加した日本人の皆さんと。
幸せに満ちた笑顔がピュアで、こちらのハートも幸せに満ち満ちてくる・・・。
彼が呼んでくれる「TOMOKO」の発音にときめいて・・・。
ワークショップに参加した感想と、彼に対する思いを、夜、ドミトリーのみんなとシェアしたところ、
彼のセラピーを受けた女性はみんな、彼にLOVE状態になるそうで・・・
私も例にもれず・・・でした。
いつか個人セラピー受けてみたい。
その前に・・・言葉の壁がドーン・・・・と、目の前に立ち塞がっています。
彼のような人間的に深いセラピストになれるよう、日々、努力していきたいな。