愛着障害
子供時代を引きずる人々
岡田尊司
”人間が幸福に生きていくうえで、もっとも大切なもの____それは安定した愛着である。
愛着とは、人と人との絆を結ぶ能力であり、人格のもっとも土台の部分を形造っている。
人はそれぞれ特有の愛着スタイルをもっていて、どういう愛着スタイルをもつかにより、
対人関係や愛情生活だけでなく、仕事の仕方や人生に対する姿勢まで大きく左右されるのである。”
はじめに___より
子どもの頃に安定した環境で育つと、人との信頼関係が築け、
きちんと自分を主張できます。
人に気ばかり使って、人と一緒にいることを楽しめない。
いつも自分より相手を優先させてしまう。
意地を張ってしまう。
傷つくことを恐れてしまう。
人生を振り返り、あの時、そしてあの時も他の選択もできたはずなのに、
どうしてこの生き方を選択したのか・・・。
愛着の問題は、突き詰めて言えば、人間関係、恋愛、子育て、
健康やストレスまでにも影響を及ぼすと言われています。
今抱えている問題を解決していく力と、人生を実り豊かなものに変えていく力を得るために。
愛着の傷を癒やすために必要なこと、できること、ヒントがたくさん詰まった1冊です。