この春、工学部デザイン学科に入学した次男、
毎日課題と格闘中。
ほとんど寝る暇もない状態です。
部屋には粘土やサインペン、大きなスケッチブックに72色の色鉛筆・・・。
寝る場所もない(笑
学校から帰ってきた格好のまま、靴下をかたっぽ脱いだところで、
電池が切れ、止まったかのように床に突っ伏していることしばしば・・・。
手にはペン、画用紙には意味不明の図、
何か手がかりを残すべく、渾身の力を振り絞ってメッセージを残し・・・・
他殺体のように見えなくもない。(・・;)
落書きはそれほど多く描く子供ではありませんでしたが、
4歳で昆虫図鑑や植物図鑑を見ながら、
また自分で作ったプラモデルなど、見たものを描き始めました。
その頃に描いたものは、6歳年の離れた小学生の兄をすでに越していました。
小学校の1年生の時、中国の現地小学校で描いた絵が、北京市海淀区で3位入賞。
美術の先生が翌日から特別に個人的に墨絵をおしえてくれたそうな。
中国から帰国後は近くの画家の先生の絵画教室に通い始めました。
そこで、アグリッパなどの石膏像のデッサン、素描、油絵を始めました。
高校生になり、
「絵に比べ、音楽は瞬時に人を感動させることが出来る!音楽をやりたい!」
このコンセプトのもと、合唱部に入りミュージカルを中心に活動をはじめました。
けれど高3になり、将来を考えるにあたり、やっぱり彼は絵に戻ってきました。
次々と授業で与えられる課題があまりにも素晴らしくて、
「こんなこともあんなことも学べるんだ〜!いいな〜〜〜〜〜!!!」
ちゃんと美術を学んでこなかった母は心から羨ましいと思う。
絵を描いている時が何より楽しいという次男。
その心のままに進んでいって欲しいな。