指の切り傷、擦り傷、ちょっとした不注意から、こういった傷を作っちゃうこと、
だれにでもよくあることですよね。
でも、小さな傷でも、その指を使おうとすると痛むし、
かばいながらの生活はとっても不自由。
足もそう。
ちょっとした傷で、歩くのが大変ってことありますよね。
痛いところかばって歩くから、全身がコリコリになったりとか。
しょっちゅう何かにつまずき、指を痛めたり、
特にこれからの季節は素足にサンダルが履きたくて、
靴ずれ足にバンドエイドの私です。
普通に生きていて、心も同じように傷ついている可能性って十分にありますよね。
どれほどの人が、その不自由さ自覚できているでしょうか?
その傷の手当しているでしょうか?
こんなことぐらいで傷つくなんて・・・と、無かったことにしようと抑圧したり、
弱い自分を許せなかったり、忘れたふりしたり・・・。
自分でもよくわからないけど、
どうして、時々、心が苦しいんだろう?
どうして私はあの人にいらいらするんだろう?
どうして怒鳴り声を聞くと苦しくなるんだろう?
この悲しさは?寂しさは?やるせなさは?
私のこの反応は何なんだろう_____?
こんなふうに自分で理解できない反応をすること、ありませんか?
それは、心の傷が「気づいて!ちゃんと手当をして。」
そう、意識に呼びかけているのです。
どんなことで傷ついたか忘れてしまっても、
心の中にはほっとかれた傷、癒されることなく残っています。
時には同じようなことが起こった時に、過去の傷のかさぶたが剥がれて、
一気にまた血を流したりすること結構あります。
どうか、心の傷に気づいてあげて下さい。
健康な心は軽い心。
心が軽いとフットワークも軽く、どんどん進んで行けます。
幸せを感じることの出来るスペースも広がります。
「どこで傷ついたのか?」
ご本人の希望があれば、一緒に探って行きます。
ご本人が思ってもみなかった小さな小さなことの場合も多いです。
「こんなことで傷ついてたんだ・・・」
何も言い返せなかった、怯えていたその時の小さなご自身のことを、
とても愛おしく感じ、涙を流されることもあります。
確かに事実は1つかもしれません。
でも、幼少期に感じた現実と今のあなたが感じるその時の現実は捉え方が異なります。
捉え方が変わることで傷ついたご自分を癒やすことが出来るのです。
心の傷の手当の方法は個々によって違ってきます。
それぞれの人の傷の深さ、傷ついた時期によって異なってきます。
その人にあった方法を提供できるのが、セラピストです。