「話を聞いて欲しい」
あなたの大切な人からそう言われたのなら、そんな素振りが見えたなら、
タイミングを逃さずにぜひ時間をとってほしい。
忙しかったり、疲れていたり、
きちんと向き合えないだろうからまた後日にしたい・・・・。
そんな気持ちももちろん大切かもしれない。
でも、その人があなたにそう言ったのは、そういう素振りを見せたのは、
考え抜いて、よくよくのことかもしれない。
深く悩んでいる真っ最中でとてもとても孤独を感じているのかもしれない。
あなたにだけ、心を許せると思ったのかもしれない。
話を聞ける元気がなくても、どうか寄り添ってあげて欲しい。
そのタイミングを逃したら、無視したなら、
もう2度とあなたに心を開いてくれないかもしれない。
大切な人の心を失いたくないなら、
どうか気に留めていて下さい。
セラピストとして心がけていることは、
「その方が言葉にならない思いを何とか伝えようとしている瞬間を決して逃さない。」
それはクライエントの方からの質問だったり、つぶやきだったりします。
その質問の裏側には、
またつぶやきのような言葉には、御本人も気づいていないような、
深い思いがくっついてる場合がほとんどだからです。