「This is my story」

https://www.youtube.com/watch?v=IKvIrDvXdT8

 

よく、

「あ〜もう死ぬかと思った。」

「死ぬ気で頑張れ!」

「死ぬほど辛かった。」

そんな言葉を使うけれど、

死の恐ろしさをわかっていたなら、使えないのではないかなと、思ってしまいます。

 

18歳の高校生だったベン・ブリードラブ(Ben Breedlove)君が、

死の1週間前にYouTubeに残した希望に溢れるメッセージ。

 

動画のなかでベン君は、時折、笑みを浮かべているけれど、見ていてとてもつらく感じます。

他の子どもたちと違ってスポーツを楽しむこともできず・・・。

普通の生活にどれほど、憧れただろう。

常に死と隣合わせの恐怖を感じるってどんなだろう。

 

ベンくんのご両親の気持ちや生活も想像してしまいます。

「ただ生きてさえいてくれたら・・・。」

そう祈りながら見守る毎日・・・。

 

心臓発作で倒れて病院の廊下を運ばれる途中に見えたという明るい光。

その光を見てからベン君の心からは恐れや不安がなくなり、ほほ笑まずにはいられなかったという。

 

「どれだけ平安な気持ちになれたか、とても言い表せない。あの日に感じたあの感覚は一生忘れない」

 

「死ななくて本当に良かった」

「人間は体が死んだ後も、脳はしばらく生きている」

「あの時は、今度こそ自分は本当に死ぬんだと思った」

「最高の気分だった」

「この感覚は前にもあった。思わずほほ笑んだ。鏡に映った自分の姿を見て、自分を誇らしく感じた。

これまでの自分の人生や、自分がやってきた全てのことを。最高の気分だった」

「あの場所を離れるのはいやだった」

「ずっと意識が戻らなければいいのにと思った」

「天使や神様を信じる?」

「ぼくは信じる」

 

これらの言葉は心を打ちます。

 

死に近い人、死を恐れている人に安らぎが与えられたかもしれない。

偶然にこのメッセージを受け取り、勇気が与えられ、死から遠ざかろうと決心した人もいるかもしれない。

 

 

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