自己開示

私、たぶん、自己開示が下手です。そして苦手です。

 

もちろん仕事上では必要なことは話します。

プライベートでも必要ならば自分自身の考え方などは話せるけど、

もっと個人的な部分は話せない性格だと思う。

 

「この話は相手にとって有益か、否か」

そういう基準で口に出す前にフィルターかけてしまう自分がいます。

 

私は言葉が足りないほうなので、話のあちこちに散りばめた、

「相手にとって有益だと私が思った内容」は、

相手に自身で気づいてもらいたくて、質問形式だったり、

メタファーを使った話し方をしてしまっているので（つまりストレートではない）、

実際に相手に届いていないこと、相手が気が付かないことも多いと思う。

 

「なんでこんなこと、聞いてくるんだろう？」とか、「一体何が言いたいっ？」

頭のなかに『？』が立っていることも、十分わかっています。

でも、その人のことが心配だったり、好きだったりするんで、

そんなふうに話をしてしまう私です。

 

なんだかこんなふうに書くと、めっちゃいい人そうだけど、

単にまわりくどい、損な性格です。

 

自分の悩みや、お願いごと、その他聞いてほしいこと、

「エイヤ！」という気合を入れないと、口から出せなかったりします。

 

人前で話をするのは苦手ではないので、

質問をする場合や提案は、ほかの人の代弁だったりします。

それも頼まれもしないのに、

「こうしたいんだろうな」とか、「きっと聞きたいと思ってるだろう」とか、

「自分では言えないけれど、誰かに言って欲しいと思ってるだろう」とか、

勝手に判断してやってしまいます。

さも、自分の欲求のように。

 

何なんでしょうね〜〜〜

私の性格。

こんな私でも、カウンセラーになる時の『教育分析』は難なく、パス。

結構安定した性格？

 

するするするっと、

時には心の奥底に眠らせたままにしていることとか、

どうしようもなくあほらしいような愚痴も話せると気持いいかな・・・とか、

（そもそもそういう愚痴、あったっけ？）

気にせず人の時間をもらっちゃえたり、人を自分に付きあわせちゃえる、

甘え上手な人や、

泣きながらぐっちゃぐっちゃな気持ちや悩みを言葉にしてしまえる人を、

羨ましい・・・とか思ってしまいます。

反対に、こんなふうに甘えられても、私の方は全然OKなんだけど・・・・。

 

セラピストとしてこんな悩みにアドバイスするなら、

「ご自身が安心安全と思える人、信頼できる人に、

少しづつお話を聞いてもらえるようにしてみましょうか。」とか、言ったりなんかする。

 

安心安全な雰囲気があって、信頼できる人は、好きだなあと感じる人なので、

そういう人とは、一緒に楽しみたい！

できる限り応援したくなっちゃう！

甘えて負担かけたり、愚痴を言って気分盛り下げたくないって思う。

 

堂々巡りじゃん・・・・。

 

そういえば、高校卒業してすぐ、ちょっとの間、付き合うかたちになった同窓の男の子に、

「じょっぱり」とか、「意地っ張り」とか、「もっと甘えたらいいのに」とか言われたな・・・。

 

あの頃からひょっとしてずっと変わっていない？