感覚に従う

受講していたヨガクラスのトップが台湾から来日、というイベントが今年の2月にあり、

ほんの片言しか話せないのに、急遽、私は通訳をおおせつかり(汗

イベントのあとの先生を囲んでのお食事会、

その後のプライベートのお買い物にも、楽しくご一緒させて頂きました。

レッスンでは、ホンの少し触れられただけで、信じられない変化が身体に起こり、

ポーズを完成させることが出来ました。

 

一緒にいた時間は8〜9時間ほどでしたが、先生の今までの人生や、

ヨガについて様々なことお聞きでき、その人となりは十分理解することができました。

楽しい台湾合宿の話を伺い、実際に参加している自分の姿がありありと思い描けて、

目の前に広がる楽しいヨガライフに興奮!していました。

 

私はヨガを始めたばかり。

「本を読んでヨガを理解しようとしています。」そう伝えると、先生は、

「ヨガは、この人と思った一人の指導者のもとで、ひっぱってもらうのが一番良い。本はよしなさい。」

 

信念、安定感、揺るぎない大樹を思わせるような風貌・・・。

 

人なつっこい、わんぱくそうな笑顔で、しっかりと力強く私の手を掴み、

「一緒に目指しましょう。メールで良ければいつでもどんな疑問にも答えます。」そう言って名刺を下さった。

 

「あの熱心ないまむらさんどうしてる?」

帰国後も私のことを心配してくださっていることは、人を通して、知っていた・・・・・。

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それらを無視するのに、痛みを感じないではいられなかったけれど・・・

 

私は私のからだが感じた感覚を忘れられないでいる自分がいました。

以前、一度、たまたま仕事のキャンセルが出た時に受講したヨガ・・・。

 

もう一度そのヨガを受講してみると、どうしてだかわからないけれど、

からだが喜び、そのからだの感覚を味わっていると、

心が「このヨガが好き!」と言っている・・・そうはっきりと感じることが出来ました。

スケジュール調整をし、そのヨガに向かいたい気持ちを優先させました。

今までの自分なら、きっと人間関係の方を優先させていたでしょう。

 

何かを選ぶということは、何かを切ること。

一途な私は掛け持ちすることなど考えられなくて・・・

 

今、私は自分の感覚に従い選んだヨガを学んでいることに、とても満足しています。

 

受け身の自分では出てこなかったであろう、真剣に向かいたいという気持ち。

ヨガを通して起こってくる、楽しさだけではない、戸惑いや迷いさえも、

それらを全部全部ひっくるめて、自分自身に必要なことなんだと思える自分がいます。

 

身体の感覚を再優先させることで、どこまでも続いて起こる善循環。

心と身体は密接に繋がり合っていて、心が元気だと身体の具合もよくなる。

その逆もあって身体が元気になると心もハッピーになれる。

そんなことをセラピーを通してお伝えしてきた私なのに・・・・。

心の声を聴くことと同じくらい、身体の声を聴いてきただろうか・・・。

 

どんな人生にするのかを決めるのは自分(スティーブン・R・コヴィー)

 

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