リチャード・カールソン
和田 秀樹 訳
大好きなリチャード・カールソン。
彼の本の中でも、表紙の『一瞬であなたは変わる!』の通り、即効性のあるものばかりが載っています。
仕事の合間、手元においてあるこの本、さっと開いたページを読むだけで、
なんだかそよ風に吹かれたみたいに、気持ちがスーッとなるから不思議です。
88個のアドバイス、どれもみんな素敵ですが、私が実際に「覚醒」した、その一つを・・・。
”一瞬で「楽しいこと」に変わる“覚醒”のコツ
〜抜粋〜
次から次へと私たちの前に立ちはだかる障害、厄介な問題、それだって自分の人生の一部なのだ。
人生とは結果ではなく、スタートからゴールに至るまでの、あらゆる出来事の積み重ねなのだ。
気を使う相手との会話、ちょっとした親切、犬の散歩、雄大な日没、宿題のレポート、皿洗い、通勤・・・・・
そんな日常のひとこまひとこまが人生なのである。
そんなことはわかりきってると思うだろう。
だが、なかなかそうはいかない。
人はつい、「このゴタゴタを切り抜けたら、そこから新しい人生が始まる」と思いがちだ。
しかし、考え方を変えると。「ゴタゴタ」そのものが素晴らしい人生なのだ。
実際のところ人生は「ゴタゴタ」でいっぱいだ。
もめごと、片付かない仕事、待ってるのにかかって来ない電話・・・・・。
進行中のプロジェクト、支払いを待つ請求書、消さなければならない火事。
あちらでは誰かが自分に腹を立てているし、こちらでは処理しなくてはならない仕事が山積みだ。
でも、それが人生なのである。
何かを追求し続ける______確かにそれも人の生きる道だ。
しかし心の片隅に覚えておいてもらいたい。
あなたの人生の大部分は、ゴールを駆け抜ける一瞬ではなく、レースそのものなのだ。
ちょっと心の置きどころを変えるだけで、あなたの人生はずっと豊かなものになる。
お楽しみを先に延ばさないで。たった今から、楽しんでしまおう。”
目の前のゴタゴタについうんざりしそうな時に、自分に声掛け。
「ゴタゴタをやってる時間も私の大切な人生!一分一秒を楽しまなくてどうする!」