手と手を合わせて『合掌』
食事の前後やお詫びやお願いをする時に使われるポーズですが、
私は『ありがとうございます』の意味で使うことも多いです。
いつから合掌をやっていたかな・・・・と思い起こせば、
学生時代、武道をやっていたことが始まりのような気がしますが、
中国で暮らしていた時期、
何か人から親切にしていただいた時、その方に向かって、
「シェシェ (謝謝)」と現地の言葉で言うだけでは、
何故か自分の心の中のありがたい気持ちが、
外国語では伝えられていない感じがして、
自然と合掌して感謝の気持をあらわすようになりました。
今でもその名残で、知っている人、知らない人区別なく、
少し離れた人にお礼の気持ちを伝えたい時や、
通りすがりの一瞬、道を譲っていただいた時の、
ごめんなさいとありがとうの混じった感じの時、
声を出したらまずい雰囲気の時はもちろん、
言葉の「ありがとう」以上の気持ちを伝えたい時、
合掌して「ありがとう」とつぶやきます。
ふと気がつけば、やたら手を胸のところで合わしている感じの時があって・・・・・。
なんか変かなあ・・・。