セント・オブ・ウーマン

セント・オブ・ウーマン/夢の香りScent of a Woman

1926_Scent

 

1992年に製作されたアメリカ映画。盲目の元軍人を演じたアル・パチーノアカデミー主演男優賞を受賞した。

人生に悲観し、ふて腐れた孤独な盲目の退役軍人が、自身もトラブルを抱え人生の選択に迫られている心優しい青年との数日間の交流を通じて、自分の人生を見つめ直し、新たな希望を見出すまでを描いたヒューマンドラマ。

アル・パチーノのまったく瞳を動かさない壮絶な演技と、タンゴ・プロジェクトによる「ポル・ウナ・カベサ」をバックにした、ガブリエル・アンウォーとのタンゴ・ダンスシーンが印象的。”Wikipediaより

この映画ずーっと前に見たのですが、好きな映画は?って聞かれると、

「これとこれと・・・。」って

答えるいくつかの映画のうちのひとつです。

題名からは想像できないくらい、人間味を感じさせてくれる映画です。

高潔さや自分自身の魂の叫びを大切にする生き方。

人間誰しも忘れかけてしまうようなことが、実はとお〜っても大切なことだったりする。

アルパチーノ演ずるところの中佐は、

まるで目で見えているのと変わらないように、感覚で相手の心を捉えて、

心を根底から揺さぶる言葉を放つ・・・。

ヒューマンドラマの中で最も好きな映画かもしれません。

 

素敵な素敵なタンゴのシーン。

 

香りが題名の映画だけあって、女性がつけている香りから、誰かを言い当てるシーンがあったり、

女性の香りが映像から漂ってくるように感じるシーンがいくつかありました。

 

 

話は変わりますが、

障がい者の方たちとのカヌーイベントのボランティアを時折させて頂いています。

私のつけている香りを覚えて下さっていた全盲の方がいました。

早朝、ワンプッシュしてきたオードトワレ。

水しぶきを浴び、さんざん汗もかいた後にもかかわらず、

「いまむらさん?」って呼びかけて下さった時は驚きでした。

嗅覚や聴覚がものすごく優れているんですね。

話していると、時々心の中も見透かされている?と思うときがあります。

 

石鹸やオーデコロン、アロマなど、結構好きで、これ!って決めかねています。

高校生の頃、友達から「あなたのイメージ」って誕生日に頂いたギラロッシュ「フィジー」

人生で最初の香水!

この名前通りの南国のスカーっと広がる青空と海。白い砂浜にヤシの木って感じの香水。

 

そこからキャシャレルのアナイスアナイスに流れ、ジバンシィのプチサンボン、

イヴ・サンローランのベビードール、インラブアゲイン、ラルフローレンのロマンス。

そして長くランコムのミラク。

最近ではサンタマリアノヴェッラが好きだったりする。

以前は好きになったらとことん、って感じだったけど、

今は季節によって使い分けていますし、

外出時、スポーツする時、リラックス時、仕事の時、

それぞれ異なった香りを選んでいます。

 

香りって直接、脳に届くんですよね。

そして記憶に残り、その香りが過去の記憶を運んでくれる時がある。

 

 

上部へスクロール