いのちのいとおしさ

緩和ケア病棟の患者さまと接する中で

私はたくさんのことを受け取ってきました。

 

死をみつめることで

こころが研ぎ澄まされる

感謝する

人生が輝く

そして、

いのちのいとおしさ

 

死をみつめることによって本来の自分を発見し、命がさらに輝くこと。

 

私のセラピーでは緩和ケアの方のセラピーで受け取ったものを、命の循環をさせていただくような、

そんな思いで、取り入れさせて頂いております。

 

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少し、静かな環境でゆったり呼吸してから以下の質問に答えてみてください。

 

・あなたのお葬式です。お葬式に来てくださった方は、

あなたをどんな風に、どんな人だったと言っていますか?

 

家族、友達、親戚、会社の人・・・。

一人ひとりのお顔を思い浮かべながら、考えてみてください。

 

少しさかのぼって

・死を目前にしているあなた、自分の人生はどんな人生だったと言えますか?

 

・もし、やり残したことでやれるとしたら、何をやりたいですか?

 

・会っておきたい人は誰ですか?    その人に何を伝えたいですか?

 

・最後に行きたいところはどこでしょうか?   なぜそこに行きたいのでしょうか?

 

嫌な気持ちになってしまったらごめんなさい。

 

でも、死を見つめて見つめてみつめるからこそ、見えてくるものがあると

私は思うのです。

 

人生をリセットする。

それも可能だと思うのです。

 

今日からは、決して後悔しない人生を生きる。

 

生を願い、あと少し、もう少しだけ、

子供のために、夫のために、妻のために、家族のために生きたい。

そう望んで望んで_____

 

「せめて結婚記念日まで、なんとかならないかなあ。」

「子どもの運動会があるんだよなあ・・・・。行ってやりたいよなあ。」

 

表情は穏やかで、柔らかく微笑んでいた方々を私は忘れることができません。

 

 

 

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