ダンス・ムーヴメントセラピー

身体で会話 ♡

ダンス・ムーヴメントセラピーってなに?

どんなことするの?

よく質問を受けるので説明します。

 

芸術療法には絵画、創作、音楽、詩歌、心理劇、箱庭、コラージュなどがあり、ダンスもその一つです。

ご自分の中にある様々な思い、感覚、感情などを、少しずつ体を動かしながら、身体と会話するように表現していきます。

 

人間がコミュニケーションの手段として言語を持つ以前の古代、人々は、悲しみ・喜び・怒り・愛などを体で感じて、体を動かすことで表現する身体表現で理解しあえたと言われています。

また、川の流れる音、雨の音、風の音、草や木々が揺れる音、動物や虫達のなき声やそれぞれのムーヴメントが、ダンスとなっていったようです。

それが狩りのダンスだったり、雨乞いや豊作を願う、神に感謝する 踊りへと変化していきます。

 バレエをはじめとする舞踏のような芸術としてのダンスではなく、「今ここ」のからだの感覚や心の声に添って、自分がどう動きたがっているか、それにどう対応していくか、自身の身体と会話をしながら動いていくので「即興」の動きが中心になってきます。

見せる動き、正しい動きなどにとらわれない、内的世界を身体表現を通して探求していくので、自分らしい自己実現を目指すことが出来ます。

自尊心が高まります。

内的な気づきが深まり、主体的に行動していけるようになります。

相手にまるごと受け入れられている感じがし、孤立感や不安感などが薄れてきます。

人との適切な距離を取れるようになり、コミュニケーション能力がアップします。

 

無言で、相手の動きを全身で感じて、身体で会話する感覚で動いていくので、

グループセッションで行うと、一気に緊張が解け、グッと参加者同士の距離が縮まり、打ち解けることができます。

企業セッションでは、常に仕事上で顔を合わせ、一緒に仕事をしているのに、こんな人だとは思っていなかった♪

といった、参加メンバーの新たな一面が発見されることも多いです。

 

 

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