デール・カーネギー 香山 晶 訳
“カーネギーは「序_本書の生いたち」にもあるように、
彼自身、悩みの人、であった。
したがって「悩み」に対する取り組み方は徹底的で、
また、解決法は詳細を極めている。
彼は「悩み」についてのあらゆる本を読破したが、
それは心理学、精神医学、哲学、宗教、伝記と多岐にわたっている。
そのうち1冊でも我々が読了しようと思えば多大の努力を要する専門書が多い。
カーネギーはこれら数多くの専門書を読みこなし、かみ砕き、整理し直したうえで
われわれに提供してくれたのである。”
デール・カーネギーの本はほとんど持っていますが、特にお薦めなのがコチラの、
「道は開ける」です。
暗闇にいる方、
悩みの中にいてどうにも動けない方、
孤独の中にいる方、
今、八方塞がりの状態の方、
その他、
人生のSOS状態の時に、
ぜひ、手にとって頂きたい本です。
カーネギーの人間味あふれる人柄そのものの、
平易な文章で書かれたエピソード満載の本を読み進むうち、
霧が晴れてくるような、
ろうそくの光ほどだけど、わずかな灯火が見つかるような、
トンネルの先が見えてくるような、
そんな感覚に出会えるでしょう。