スクイッグル法

ユング心理学講座の二日目。

 

まず最初に相互なぐりがき法(スクイッグル法)の実践。

問題行動が見られる学童、思春期の摂食障害、

言葉がでてこなかったり、不安の強い子供によく使ってきました。

 

その注意点をいくつか教えて頂けたこと、

実際にラリーを繰り返すことで見えてきたものは大きかった〜〜〜。

 

私、最初に黒のサインペンを使ってぐるぐる殴り書きをして、クライエントに渡していたんですよね・・・。

薄めの色を使うことで、こんなに自由度が広がるなんて!!!目からうろこでした。

 

実施中、時折、言葉に詰まる自分を責めてきたんですが、

下記の言葉を聞いて少し救われた気持ちになれました。

 

「治療場面におけるクライエントに対する治療者の応答が必要であり、

治療者の言語化の能力がかなり必要とされる描画法である」

「かなり治療的才能と経験を前提とする方法であるのは否めない」(中川久夫)

 

つまりは経験しか無いということですね・・・。

大切なのはクライエントとセラピストの相互の波長合わせであって、完成よりもプロセスが大切。

これからは肩の力を抜いて行えそうです。

 

 

 

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