人間関係における悩みはつきません。
あの時ああしていれば、
あの時、あんなことさえしていなかったら・・・。
いろんな思いで振り返って嘆くことも多いでしょう。
思ったような行動や、思っていた言葉が、
すんなり出てくることばかりではないですし、
タイミングが合わなかったり、
大切な時に体調が悪かったり、
運命としか言えないようなすれ違い、
言葉が足りないがための思い違い、
エゴが邪魔して、伝えるべき時に、伝えるべき言葉を、
伝えそびれるということもあるでしょう。
言わなくてもわかっていて欲しい気持ちが常にあったかもしれません。
絶対に間違いがないと確信していたことも、
もろく崩れ去ることもあるでしょう。
人生は案外そういうものかもしれません。
だからこそ、これから出会う人に、
過去のような過ちを繰り返さないように、
丁寧に、心を込めて接していこうと、
気持ちを新たに出来るのかもしれません。
すべての人間関係がパーフェクトなんていうのは、
実は、ありえないことかもしれません。
気が付くと、寒空の中でも、枯れ枝にちいさな芽を見つけるように、
生きているものにはすべてそれぞれのリズムがあり、
また物事には適した時期があるように、
人間関係でも、それぞれのステージにおける、
状態?役割のようなものがあるように思えます。
別れは辛く寂しく、悲しいものですが、
「その方とのステージが終わったんだ」と、どこかで思うようにすると、
案外前に向いてスムーズに進んでいけるかもしれません。
どんなときも、今までやってくださったことに対して感謝の気持を持って。