https://www.youtube.com/watch?v=6l438JVN-4k
『笑いと、たぶん一粒の涙の物語』とありますが、
たっぷりたっぷり泣きました。
とてもあたたかな気持ちになれる映画です。
「なんで俺なんか生きてんだよ。」
生きることが辛くて、自分が情けなくて、自信も無く、
生きる意味すら見いだせない日々を過ごす売れないマジシャン。
うだつのあがらない父と、自分を置いて出て行った母。
そんな両親のもとに生まれたから・・・?
大泉洋さんの演じる主人公の投げやりさ、惨めさが、本当に見ていて哀しくて。
母と父の愛を知ってからの輝きと言ったら・・・。
人は誰かに愛されると輝きます。
子供の頃、お母さんやお父さんに愛されなかったとしても、
お祖父さんやお祖母さん、おじさん、おばさん、
例えば学校の先生でもいい、
誰かにおもいっきり心配してもらったり、
愛してもらったことのある人は、救われます。
思い出して欲しい、
たとえ今が、どんな状況で、どんな毎日であっても、
あなたを愛した人はきっといます。
愛してくれたその人を思いだし、その時のその人の思いに答えるように、
少し胸を張ってみましょうか。