怒りの気持ち

友人たちが、

「ねぇ、ねぇ、話を聞いてよ!」と、

どれほど腹がたっているかということを、

話して聞かせてくれる時があります。

 

怒りの正当性について、

どれほど自分が正しくて、

相手の言動がどれほどおかしいか、

話してくれます。

 

 

そして、自分は正しいから、「相手にわからせてあげなくちゃ」とか、

「もうこれ以上関わりたくないから、バッサリ関係を切る!」と、

答えを出してしまう時もあります。

 

そんな時、私は、一旦その気持を紙に書くことを勧めています。

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どんな汚い言葉を使ってもいいから、

当事者として相手に言いたいことを全部吐き出して書いてしまいましょう!!!

 

書いているうち、徐々に怒りが静まり、冷静になると、

本当に自分が望んでいることが見えてくるのです。

 

『怒っているうちは本来の自分自身はどこかに行ってしまっているので、

正しい判断ができない。』これは覚えていて欲しいです。

 

どっちが正しいかとか、正義の決着をつけるより、

ご自分が望んでいる状態に持っていくためには、

まずは怒りを収めましょう。

 

言いたいことを我慢する・・・と言ったニュアンスとはちょっと違う・・・。

腹を立たされたのに、さらに悪い状況になり、

それを受け入れなければならない・・・。

 

腹たちまぎれに言っちゃった言葉は、

ひょっとすると前後の状況をすっ飛ばし、

全然関係のないところに広がり、

第三者を通して、

めぐりめぐっていつか自分に帰ってくることがあるかもしれない・・・。

 

 

そういったことを避けるために。

 

 

 

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