伝え方が9割
コピーライター 佐々木 圭一
”「こんな方法あったんだ」
なぜ伝え方で結果が変わるのか?
この本で学べばあなたのコトバが一瞬でつ焼くなり、人生が変わります。” _____帯より
伝えたいことを伝える時に感じる、「もどかしさ」を解消してくれつつある1冊です。
こちらにこの本の誕生の裏話の対談が掲載されています。
http://logmi.jp/13175
言葉って作っていくんだ!
この法則がわかればあとは応用!
ノー」を「イエス」に変える技術
自分のお願いは、思ったままストレートに口に出さず、相手のことを想像してコトバをつくることで、「イエス」になる確率が上がる。①自分の頭の中をそのままコトバにしない
②相手の頭の中を想像する
③相手のメリットと一致するお願いをつくる「相手の頭の中を想像する」時には、次の7つの切り口がある。その中から相手の心が動くであろうものを選択する。
①相手の好きなこと(要望を相手のメリットに置き換える)
②嫌いなこと回避(要望をやらない場合のデメリットを伝える)
③選択の自由(2つの選択肢を提示して、どちらか選ばせる)
④認められたい欲(要望の前に、相手を認めていることを伝える)
⑤あなた限定(相手に特別だと伝える)
⑥チームワーク化(自分も一緒に行動すると勧誘する)
⑦感謝(要望の時に一緒に感謝を伝える)「ノー」を「イエス」に変える技術の答えは、相手の中にある。
■「強いコトバ」をつくる技術
感動する「強いコトバ」をつくるにもレシピがある。「強いコトバ」をつくるには、高低差をつけてあげる。①サプライズ法(「!」などをつける)
②ギャップ法(正反対のワードを前半に入れる)
③赤裸裸法(口、のど、息づかい、肌などカラダの反応をワードに入れる)
④リピート法(繰り返し、聞き手の記憶にすり込む)
⑤クライマックス法(いきなりメインの話をせず、「ここだけの話ですが」といった前置きを入れる)■「強い長文」をつくる技術
原則的に人は長文を読みたくない。長文を読みたくさせるには、次の方法を使う。①先を読みたくなる「出だし」をつくる
1文目に「強いコトバ」をつくり、極力短いコトバを選ぶ。②読後感を良くする「フィニッシュ」をつくる
出だしと同じコトバを最後にも使う。③飛ばされない「タイトル」をつくる
「出だし」が良くできていたら、そのままタイトルに。サプライズワードを組み合わせると効果的。④「強いコトバ」をサビとして使う
文章の全てに「強いコトバ」をつくる技術を入れこみ過ぎない。