パウロ・コエーリョ【著】〈Ｃｏｅｌｈｏ，Ｐａｕｌｏ〉/

平尾香【画】/山川紘矢/山川亜希子【訳】　　

”あの夢と勇気の物語を美しい絵と共に。

少年は旅に出た

宝物が待つという夢を信じて

世界中の人々の人生に大きな影響を与えてきた大ロングセラー”

アルケミストはペーパーバックも出ていますが、平尾香さんの絵がとても素敵なのでこちらの愛蔵版が絶対にお薦めです。

平尾香さんのサイトもぜひ覗いてみてください。

http://www.kao-hirao.com/

スピリチュアル系のたくさんの書籍の翻訳をされている山川紘矢氏・山川亜希子氏の訳は美しい言葉がすんなり心に落ちていくようで、とても心地よく感じられます。

自己啓発系の本とは全く違うんだけど、確実に心が成長します。

人に評価される人生ではなく、自分自身が選んだ道をゆくことの大切さ。

夢を抱いていたはずなのに、いつか叶うと信じていたはずなのに、いつか取り組もうと思っていたけど、忙しい日常に埋没、夢に挑戦することよりも安定を求めることに価値を感じ、気がついた時には宝物は永遠に手に入らない。手遅れになる前に。

本気で夢に取り組めば周りが、そして宇宙が助けてくれる。

自分の人生（運命）を信じることはとても難しいと思います。

夢を実現する、と信念を持つことができれば（強く強く願うことができれば）、どんなことも前向きに受け取れるようになれます。

挫折、苦境、そして人との出会い、本との出会い、目の前に現れること、起こる出来事はすべて偶然ではなく必然。

この本、読むと読まないとでは、大げさかもしれませんが、その後の人生を１８０度変えてしまうような力があると思います。