究極の贈りもの

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ジム・ストーヴァル   大島 豊  訳

〜すべての人に伝えたい巨いなる心の遺産〜

著者 ジム・ストーヴァル

作家 講演家  重量挙げ米国チャンピオン

 彼は17歳の頃眼病によって徐々に視力を失っていき、30歳のときには全盲となりました。

そのとき大きな挫折を経験しますが、それに負けることなく逆境に立ち向かっていきました。

「実際の視界は失ったかもしれないが、以前よりもっと大きなビジョンを持つことができたと思う」有名な彼の言葉です。

この本は「人生最大の贈り物とは何かを教えてくれる本です。」

難しい本ではないのですぐに読み終えられます。

ですが、深いです。

時間のあるときに読んで欲しいです。

一人の青年が1年かけて「究極の贈りもの」を手にするために12の課題をこなしていくのですが、

実際に自分もその場所で考えて、体験して、そしてその青年とともに成長していっているような感じがしてきました。

読み終えたあとの清々しい気分と、どこか自分の一部が生まれ変わったような感覚が味わえて、感動しました。

たくさんの気付きが得られる本だと思います。

「喜びというものは問題を避けることから得られるものでもないし、だれかにかわって解決してもらって得られるものではないことが、ようやくわかったよ。苦難を克服してこそ、あるいは苦難を抱えたままでもその試練を楽しみながら生きていくことで初めて喜びは得られるんだってことさ」

 

 

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