Artcalmでは、高齢者施設(認知症を含む)にてアートセラピーワークショップを行っています。

高齢者施設での講座やリクリエーションといえば、見本を見ながらの「見栄えのよい作品作り」が主のように思います。高齢者の中には、「みんなと同じように上手く出来ない」、「集中できない」、「難しい」、「上手く出来ない」、「楽しくない」と感じている方も多いようです。

しかし、ワークショップにおいては3つのポイントに留意することで、高齢者の長時間の集中が可能となります。

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Artcalmが重視する3つのポイント

心理的安全

作品の上手下手に関係なく、その人らしさを受容する。周りから共感してもらうことで自分自身の価値を感じることができる。

心理的自由

色、素材、レイアウトを自分で決め、自分にぴったりくる自由な表現をする。

刺激触発体験

羊毛、和紙、粘土、羽、落ち葉、どんぐりなどの、感触の違った様々な素材を使った作品制作をする。

Artcalmのワークショップでは、認知能力の変化を自覚して、日々不安に感じている高齢者の皆さまの残存能力を活かしながら、成功体験をできるだけ多く味わっていただきます。

出来上がった作品にはそれぞれの個性が表れており、世界にたったひとつだけの作品となります。「まだこんな作品を作ることが出来る力が残っていたとは・・・」と、ご家族の方から驚きの声があがります。ご家族の方、スタッフの方も一緒にワークショップに参加して頂くことで、表情や行動などの変化を実感して頂けると思います。

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老人ホームセラピーの意義・目的・効果

心理的肯定

・作品を通した自分の存在の受容
・表現を楽しむ時間をもつことで心身が解放

社会的肯定

・他者の作品に興味を持つことで他者への関心の増大

自己価値の向上

・ダメ出来ないなどの否定的表現の減少